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質問

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スミマセン！毒素を吸着し対外に排出する、液体ゼオライト なる商品が数種売られています。ガンにも効くとのふれこみですが本当に効果があるのでしょうか？又ゼオライトは鉱石のようですが体に取り込んでも大丈夫でしょうか？天然素材のアスベストの悪例もあります、試された方、識者のご意見お聞かせください！。

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回答

ゼオライトの成分は「斜ブチロル沸石」というもので、サイトには《有害金属（水銀・カドミウム・鉛・ヒ素・アルミ・スズ・過剰な鉄など）》と書いてあり、アルミを筆頭に有害ミネラルの一覧表まで作って健康障害や蓄積原因を解説していますが、肝腎の「斜ブチロル沸石」がアルミを含有することについては一言も触れていません。
また、同サイトが引用しているアメリカの連邦規制法規の規定は、「液体ゼオライト」に対するものではなく「珪酸カルシウム」という「似て非なる物質」に対する「お墨付き」なのだそうです。しかも（顆粒状食品の）「固結防止」という全く別の用途についての規定です。

新食品と製造プロセスに関する諮問委員会」のサイトで2004年1月に“Eumeria nmental社”の申請に対する審査が始まったことが紹介されています。
これに対する当局の判断は、約２年後の2005年末に出され、安全性についてのデータが不十分という理由で同社の申請を却下しています。
却下理由の中で、「斜ブチロル沸石」が、一部の薬品、ベータ・カロチンなどの栄養素、あるいは消化管ホルモンなどの吸収や働きに影響を与える懸念が表明され、これについて更に人体実験を含むデータが必要だとしています。
また「斜ブチロル沸石」が、生体内に含まれている 「（マンガン、銅、ホウ素などの）重要な微量元素」を消化管から奪う恐れについても言及しています。
こういう状況を知っているので医薬品としては申請せず、マルチ商法のような形をとらざるを得ないと思われます。
以上を踏まえたうえで判断してご使用下さい。

  • 回答者：匿名希望 (質問から6日後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

回答

医薬品ではないのでそんなに効くとは思えませんが・・・。
何人かの人は効くと思うのではないでしょうか。プラセボ効果で。
毒素吸着といったら、医薬品ではクレメジンとかがありますが。腎不全患者さんのための内服薬で、腸管内で毒素を吸着するというものですが、その本体は活性炭です。(活性炭もゼオライト同様の吸着作用を持ちます。)
多分同じような作用をうたっているのだと思いますが、クレメジンにも悪性腫瘍の抑制効果があるという話は聞いたことがないので、大して効かないと思います。
紹介サイトでは「活性酸素が～」といってますが、活性酸素が問題になるのは血中の話なのだから、吸収されもしないゼオライトが関係するとは思いませんし。(抗酸化作用の持つ食品が「効く」というのはあくまで体内に吸収されてのことですし)。
大金を出して買うくらいだったら他のものを買った方がいいともいますが・・・

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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

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