Jリーグが始まった当初。 優勝候補ともくされていた名門三菱。
しかし蓋を開けてみれば最下位スタート とにかく話題のチームとなりました。
最初は面白半分で話題にしていましたが とにかく勝てない。 本当に勝てない。可哀相なほど勝てない。
では勝つのを拝みに行こう。って事で応援に駆けつける人もいれば、話題になりすぎて注目が集まって気になって観に行く人もいたりと、色々な人が行っていました。
しかも浦和はサッカーの地なのでファンも多い。 しかし勝てない。 その内 自分の応援で勝たせようといった熱い日とが増え始めました。 負けても応援する。 その様な人が増えてきました。 その輪は次第に大きくなり いつしか弱くてもスタジアムを埋めるチームになりました。
それを見て、更に話題になり 人を呼びました。 そんなところに救世主として監督にオジェック
選手に名DFブッフバルト MFバインがドイツから移籍 超トップスターがやってきたのです。
オジェックの采配が当りだし ブッフバルトの華麗なDFや勝ちに対する闘志 バイン→福田の絶妙な連係プレーでチームは次第に勝ち始めます。 もぅスタジアムは赤一色です。
あの頃は駒場スタジアムに行くのが少し遅れると相手サポ側の近くに陣取るハメになりました。
そうして次第にチームが強くなり、ファンも増え始めました。 がっ しかし ここで終わらないのが浦和劇場
屈辱のJ2落ちをします。 当時 小野伸二は出て行ってしまうのか。 って話題もありましたが
誰もチームを去りませんでした。 この行為にファンが俺たちの応援でJ1に復帰させる。
そう誰もが意気込んでJ2にも関わらず J1を凌ぐ勢いで応援しました。 実際 遠くにも行きました。
そして悲願のJ1復帰、 それからも苦難は色々とありましたが アクセスの悪い埼玉スタジアムにも関わらず、人が人を呼び ファンがチームを育てている。 その意識が凄く強いチームです。
浦和を作ったのは 俺たちサポーターである。 誰しもがこの意識を持っているので 常に一杯になるのです。